香川「改めてロイスを尊敬した」
現地時間26日に行われた、ドイツ・ブンデスリーガ第5節のニュルンベルク戦で公式戦3試合連続出場を果たしたボルシア・ドルトムント香川真司。
得点に絡むことこそできなかったものの、7-0大勝に貢献。ポジション奪取に向けて少しずつ近づいている。
香川真司は、今シーズン開幕からブンデスリーガでベンチ外が続き、今月18日のUEFAチャンピオンズリーググループステージ開幕節のクラブ・ブルージュ戦で始めて出番を得た。
ルシアン・ファブレ監督に好印象を与えることに成功すると、続くリーグ戦第4節ホッフェンハイム戦では初のスタメン入りを果たす。
今節のニュルンベルク戦は、ミッドウィーク開催ということもあって再びベンチスタートとなったが、後半途中からピッチに立った。
試合後香川は、「僕としては試合に絡めない状況から一歩ずつきているなかで、次も(ポジションを)勝ち取るためには結果が必要になってくる。そういうところを徐々に上げて、勝ち取っていきたい」と語っている。
そして、チームのエースでありライバルでもあるドイツ代表FWマルコ・ロイスに対して改めて驚かされたと語った。
この日も2ゴール1アシストと圧巻のパフォーマンスでチームを勝利へと導いたマルコ・ロイスに対して、
「やはりボールはもっと彼に入るし、そしてそれを決める。どんな形であれ。でもそれを見ていて、なるほどなと感じさせるものは非常にある。その信頼を得るには、こういうところで結果を残すこともそうだし、自分の得意なものや形を周囲にどれだけ示せるかだと思う。ただチームの中のひとりとして、チームのために戦うという考えは、ある意味、捨てていかないと、こういうチームではポジションを取れない。」
「僕はまた改めてマルコ・ロイスを尊敬しましたね」とエースの躍動に改めて興奮気味の香川。
これからそんなロイスをあっと言わせるような活躍を見せて、正当レギュラーの座を勝ち取ってほしい。